アメリカンバンブーロッドの世界に魅了されて、改宗が始まって以来、エドワーズの名前は常に意識のもとにあります。この本はクアッド創始者のビルの父に当たるユースティスの話。エドワーズは装飾に異常に凝った人物ではなく、バンブーロッドの素材としての限界性能を開拓し、実用の、実践のための竿作りを目指した一人。エドワーズに興味を持った人には十分おもしろい本だと思います。

何度読み返したでしょうか。スペイフィッシングのあまりの効率の良さにフライフィッシングの何かを忘れてきてしまっているように感じて竹竿に回帰し始めたとき、この本を読んで、すっかりアメリカのバンブーロッドに魅了されてしまいました。ここには秀逸な楽器の製作にも似たこだわりの世界が。フライフィッシングがポエティックであると感じるなら、グラファイトの竿ではなく、バンブーこそ。そう思いたくなる内容が綴られています。

日本における本当のバンブーロッドブームはここからだったのではないでしょうか。一人の釣人の情熱が一つの素晴しい作品に。バンブーロッドのマニア向けと言うよりはフライフィッシングに熱狂する釣人なら誰でも楽しめます。こういう才能がフライフィッシング界にあって歓喜、感動します。ぜひご一読を。ハメラレマス。

ちょっとやそっとの情熱ではこれだけの編集は成されようがないでしょう。日本におけるバンブーロッドカルチャーをリードしてきた雑誌社の一つの集大成。各人のバンブーロッドに対する様々が率直明朗につづられていて、バンブーロッドが好きな人、好きになりかけている人の本棚には必ず置いて間違いのない本です。



海外の有名サイトClassic Flyrod Folumの運営者、関係者、バンブー愛好家、日本のキーパーソンたちがバンブーロッドにまつわる話を展開しています。バンブーロッド好きには楽しい一冊。

ただの古典とは言えない、時代を超えて通用する考察があり、とても興味深い内容です。なにかを知るには極端なことをやらないことには見えてこないこともあるはず。そんな驚きの実験をやってくれています。私なんかはかなりノーマルで、人の後を辿るしかないような人生だけれど、そんな自分にこの本の登場人物は刺激を与え、別の世界を提示してくれます。もしスティールヘッドをドライフライで、と思ったら、読んでおくほうがいいでしょう。

ニッチなテクニックだけれど、そこを深堀りできるだけの経験と技術を持った釣人による玄人のための本。読んで楽しむだけでなく、実際にやってみるに至る人はかなり限られていると思うけれど、その狭いところに光を当てようとする、革新的な本だと思います。著者は北米では知られたフィッシングライターで、内容も文章も魅力的。シンキングラインに疲れた人必読。

読み応え十分です。歴史は日本の外で始まり、重ねられてきたのにもかかわらず、日本の方が書いていることに感謝、そして、ただ事ではない狂熱を感じます。たくさんのストーリーをちりばめつつ、魅力ある道具とメーカーの歴史を見事に書き上げて、リサーチ力に驚嘆し、興味深いディテールを読んで喜ばずにはいられない、情熱を感じる一冊です。



バンブーロッドに関するエッセイ集。

新し目のビルダーの紹介が沢山あります。