97年からスタートした、主にスティールヘッドのフライフィッシングに関する記録です。写真をシャッフルして抜き出して、その時を思い返しつつ。追われて出かけて行ったり、追い求めて出かけて行ったり。

2012年から始めた竹竿でスティールヘッドを狙うことについてチャレンジのプロセスを書いています。やっぱりスティールヘッドは特別です。そして竹竿も特別です。追加で日本での竹竿について釣りと道具を書いてみました。

97年にはじまって以来、書き足し続けて、時に取り去り、書き換えてきました。時代が変わり、流行り廃りがあり、当初とはアプローチの様子は随分変わりました。そしてそれが成熟に向かっていると願いつつ。



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2023/10/16 カナダの遡上の危機今年の釣りについて。
2023/7/2 ソルトのページに浜名湖のクロダイを追加しました。
2023/5/18 秋から始めで締めくくりの春シーバスについて。

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2019年はスティールヘッド・サーモンの回帰が最悪の年でした。そんな中、2016年にダムを撤去したエルワ川は2019年ピュージェット湾の川で最大のスティールヘッドの回帰を達成したといいます。地域の人や官僚が一体となってようやく達成したダム撤去のその後の結果検証は重要で、環境学者、生物学者、釣り人が共同で行っています。撤去後3年経過した、ダムがかつてあった場所の風景も合わせてぜひご覧ください。

ダムネーションの製作主任のインタビューを交え、日本へのメッセージを交えて語られる約8分。日本語のテロップが入り、誰でも見やすくわかりやすい内容になっています。日本の主要な川には全てダムが存在し、そこに存在する約3000基のダム。どうにかしたい。川を愛する人必見。

まさか生きているうちに日本でこういうことが起こるなんて、というと悲観的すぎるでしょうか。日本初、熊本県の清流・球磨川にあった荒瀬ダムが撤去されたドキュメント30分版(一部/専門家向け)を見て、感動しつつも背後にある関係者の途方もない我慢や尽力を想像して、これまた目眩がします。総工費84億は建設とは逆の経済活動として、また流れが戻った球磨川が急速に自然を取り戻しているのを見て、生きていると思いたいところです。